2010年10月12日火曜日

もし唯ちゃんが彼女だったら

日曜日の朝。今日は府大の練習はオフで、唯ちゃんは僕の家に泊まりに来ていて二人は寝ている。朝9時、携帯からアラーム音に設定している『ギー太に首ったけ(唯ちゃんのキャラソン)』が流れて目が覚める。


「ふぇ……あ、キョロちゃんおはよう。……ってあれ?これって私の曲だよね?アラーム音にしてくれてるんだ!嬉しいっ!」


唯ちゃんが満面の笑みを浮かべて寝癖のついた髪を揺らす。それを見て僕は少し笑う。


「あ、今日も寝癖がひどいかな、私?えへへ、キョロちゃんの作る朝ご飯を食べたらちゃんと直すよ。もちろん、デザート付きでね」


唯ちゃんがゴロゴロ寝転がっている横で朝ご飯を作って、朝ご飯が済んだ後は二人で寝転がりながらテレビを見る。


「あ、あのケーキ美味しそう!キョロちゃん!私ケーキが食べたいな」


甘える唯ちゃんに断ることが出来ず部屋を出ようとする。すると、タイラからメールが来る。


『今からキョウスケん家に遊びに行くわ!』


というタイラのメールに対し、


『ゴメン、今からバイト』


と完全に嘘と分かるメールを送ってそれから唯ちゃんとお出かけ。


ケーキバイキングで幸せそうにケーキを食べる唯ちゃんが、


「ムギちゃんのケーキも美味しいけどキョロちゃんと食べるケーキの方が私は好きだよ」


と言ってくれる。多分それだけで俺は軽く死ねる。


ケーキを食べて今度はカラオケで盛り上がり、それから唯ちゃんの見たいというトイ・ストーリー3の映画を見る。勿論、手を繋いだままで。


それから軽く夜ご飯をサイゼリヤとかで済ませ、白鷺公園に行って二人で花火をする。


「今日は楽しかったね、キョロちゃん」


線香花火を持ってしゃがむ唯ちゃんが嬉しそうに話す。


「このままずっとこうして二人で笑いあっていられたら良いよね。それだけで私は幸せだもん。キョロちゃんは?」


僕も、と答えると唯ちゃんは微笑んで花火を見る。


「…………じゃあ明日はもっと楽しい日にしようよ!明後日はそれよりも楽しくて、次の日はもっともっと楽しく!」


そう言って唯ちゃんが僕の手を取る。


「だから、いつまでもずっと一緒だよ。ね?」


僕はうん、と言って唯ちゃんの手を握り返す。

キョロです。これで終わりです。もう何て言われようが大丈夫です。一切の恥ずかしさも捨てたのでありません。


でも、これで唯ちゃんの良さが少し伝わったんじゃないでしょうか。


この文章を使い回してゴメンなさい、一回生の皆さん。そしてゴメンなさい、父さんと母さん。


続編はまた今度の機会で。

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