「ふぇ……あ、キョロちゃんおはよう。……ってあれ?これって私の曲だよね?アラーム音にしてくれてるんだ!嬉しいっ!」
唯ちゃんが満面の笑みを浮かべて寝癖のついた髪を揺らす。それを見て僕は少し笑う。
「あ、今日も寝癖がひどいかな、私?えへへ、キョロちゃんの作る朝ご飯を食べたらちゃんと直すよ。もちろん、デザート付きでね」
唯ちゃんがゴロゴロ寝転がっている横で朝ご飯を作って、朝ご飯が済んだ後は二人で寝転がりながらテレビを見る。
「あ、あのケーキ美味しそう!キョロちゃん!私ケーキが食べたいな」
甘える唯ちゃんに断ることが出来ず部屋を出ようとする。すると、タイラからメールが来る。
『今からキョウスケん家に遊びに行くわ!』
というタイラのメールに対し、
『ゴメン、今からバイト』
と完全に嘘と分かるメールを送ってそれから唯ちゃんとお出かけ。
ケーキバイキングで幸せそうにケーキを食べる唯ちゃんが、
「ムギちゃんのケーキも美味しいけどキョロちゃんと食べるケーキの方が私は好きだよ」
と言ってくれる。多分それだけで俺は軽く死ねる。
ケーキを食べて今度はカラオケで盛り上がり、それから唯ちゃんの見たいというトイ・ストーリー3の映画を見る。勿論、手を繋いだままで。
それから軽く夜ご飯をサイゼリヤとかで済ませ、白鷺公園に行って二人で花火をする。
「今日は楽しかったね、キョロちゃん」
線香花火を持ってしゃがむ唯ちゃんが嬉しそうに話す。
「このままずっとこうして二人で笑いあっていられたら良いよね。それだけで私は幸せだもん。キョロちゃんは?」
僕も、と答えると唯ちゃんは微笑んで花火を見る。
「…………じゃあ明日はもっと楽しい日にしようよ!明後日はそれよりも楽しくて、次の日はもっともっと楽しく!」
そう言って唯ちゃんが僕の手を取る。
「だから、いつまでもずっと一緒だよ。ね?」
僕はうん、と言って唯ちゃんの手を握り返す。
キョロです。これで終わりです。もう何て言われようが大丈夫です。一切の恥ずかしさも捨てたのでありません。
でも、これで唯ちゃんの良さが少し伝わったんじゃないでしょうか。
この文章を使い回してゴメンなさい、一回生の皆さん。そしてゴメンなさい、父さんと母さん。
続編はまた今度の機会で。
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